久しぶりにGoogleにアプリの公開をしていますが、エラーが続々発生しています。
Unityでアプリは作成していますが、実機によるスマホでのデバッグやUnityでのデバッグ作業では何もエラーは表示されていない状況でした。
apkファイル自体も上手くビルドが通りましたし、さぁいざ、Google Play Console にアプリをアップロードして公開しよう！と意気込んでアップロードした直後、エラーが発生してしましまいした。
このリリースはGoogle Playの64ビットの要件に準拠していません
と言う内容でした。
このエラー内容で調べていくと2019年8月1日からGoogle Playでのアプリ公開にあたって、64bitアーキテクチャをサポートしなければならないと言うことでした。
64ビットの要件に準拠していませんエラー対処
この記事ではGoogle Play ConsoleでAPKファイルをアップロードしたら、「このリリースはGoogle Playの64ビットの要件に準拠していません」というエラーが発生した時の対処方法を書いていきます。
私の場合はUnityでのアプリ作成時に64bitで書き出しをしていなかった為に発生してしまいました。
作業の大まかな流れとしては64ビットでファイルを生成する設定に変更するだけです。
簡単な手順で対応できますので参考にしてください。
以下、手順になります。
Unityのビルド設定を変更して 64 ビット ライブラリを生成する
step
1Build Settings → Player Settings
プロジェクトをUnityで開く。
【File】→【Build Settings】を押して画面を開く。
左下にある【Player Settings】を押して画面を開く。
step
2Playerタブ → Other settings → Configuration
Player Settings 画面が開くので【Player】→【Other Settings】→【Configuration】の項目を見つける。
step
3Scripting Backendの項目 を 【IL2CPP】に変更する
【Scripting Backend】を Mono から IL2CPP に変更する。
step
4Target Architectures の 【ARM64】 チェックボックスをオンにする。
IL2CPPに変更をすることで【Target Architectures】項目の【ARM64】を選択できる状態になるので、チェックボックにチェックを入れる。
step
5ビルドする
これで準備は万端です。
あとは通常通りにアプリをビルドしていけば良いのです。
この変更を加えたことでビルド時に64ビットでのライブラリを生成してくれます。
これでGoogle Play Consoleにアプリをアップロードできるようになりました。
まとめ
作業は簡単でしたね。
私の場合、かなり前にAndroidアプリを公開したまま時が立っていたので色々しようが変わっていて手間取りました。
今後はどんどんアプリを作っていくつもりですので、今回の件も頭に入れておかなければなりませんね。
一応今回公開したアプリは「飛んで脱出！ぷりすけランド」と言うミニゲームアプリです。
参考までに遊んでみてください。
Android版のみの公開となっています。
飛んで脱出！ぷりすけランド
それではまた！
参考サイト
